学校の動物たちの熱中症にご注意ください(日本獣医師会 学校動物飼育支援対策検討委員会)
掲載日:2018年08月01日
今年の夏の暑さはとても危険です。ウサギやチャボ、モルモットなどの学校で飼育されている動物も、飼育環境によっては熱中症になり、死亡してしまう場合もありますのでご注意ください。特にウサギやモルモットがよだれを出してぐったりしていたら要注意です。熱中症には処置の的確さと素早さが重要ですので、速やかに学校担当の獣医師、あるいはお近くの獣医師会などにご相談ください。夏休み期間中ですが、新学期に登校してきた子供達が元気な動物たちと再会できるよう、動物たちの熱中症対策へのご配慮をよろしくお願いいたします。
※暑さの指標
○ウサギ:耳を小刻みにゆらし、鼻をぴくぴくさせて呼吸する。腹を床につけて手足を伸ばしている。よだれで顎がぬれている。
○チャボ:両羽を広げて、口をあけて呼吸する。
○モルモット:ウサギに準ずるが、最初に落ち着きがなくなる。
[飼育舎]
飼育舎は、風通しを良くし、日陰を作って涼しくしてあげましょう。飼育舎が落葉広葉樹の木陰にあると夏は涼しくて、冬は日当たりが良く安心です。日陰を作っても飼育舎が暑い場合、室内飼用ケージなどに動物をいれて、涼しい場所(校舎内の昇降口など。)に移動しましょう。気温が高くなくても、湿度が高いときは気をつけましょう。移動できない際には、2Lのペットボトルを凍らせ、何本か置いておくだけでも大分涼しくなります。
[飲み水]
ウサギもチャボも人も、生きるためには水が必要です。特にウサギは夏季期間や授乳中には、大量の水を必要とします。いつも新鮮な水を、こぼれないような底が広い金属や陶器の容器に入れておきましょう。なお、容器の内側にコケやカビが生えないように、毎日スポンジやタワシで洗ってください。ウサギやモルモットで給水ボトルを使用している場合は、たくさん飲めるよう、なるべく容量や飲み口が大きいものを用い、つまりがないかどうか毎日確認しましょう。
*本件に係る問合せ: 公益社団法人日本獣医師会 事務局(電話03-3475-1601)
※暑さの指標
○ウサギ:耳を小刻みにゆらし、鼻をぴくぴくさせて呼吸する。腹を床につけて手足を伸ばしている。よだれで顎がぬれている。
○チャボ:両羽を広げて、口をあけて呼吸する。
○モルモット:ウサギに準ずるが、最初に落ち着きがなくなる。
[飼育舎]
飼育舎は、風通しを良くし、日陰を作って涼しくしてあげましょう。飼育舎が落葉広葉樹の木陰にあると夏は涼しくて、冬は日当たりが良く安心です。日陰を作っても飼育舎が暑い場合、室内飼用ケージなどに動物をいれて、涼しい場所(校舎内の昇降口など。)に移動しましょう。気温が高くなくても、湿度が高いときは気をつけましょう。移動できない際には、2Lのペットボトルを凍らせ、何本か置いておくだけでも大分涼しくなります。
[飲み水]
ウサギもチャボも人も、生きるためには水が必要です。特にウサギは夏季期間や授乳中には、大量の水を必要とします。いつも新鮮な水を、こぼれないような底が広い金属や陶器の容器に入れておきましょう。なお、容器の内側にコケやカビが生えないように、毎日スポンジやタワシで洗ってください。ウサギやモルモットで給水ボトルを使用している場合は、たくさん飲めるよう、なるべく容量や飲み口が大きいものを用い、つまりがないかどうか毎日確認しましょう。
*本件に係る問合せ: 公益社団法人日本獣医師会 事務局(電話03-3475-1601)