家庭動物に係る保険金詐欺容疑について
掲載日:2013年11月25日
平成25年11月25日
公益社団法人日本獣医師会
獣医師職業倫理向上委員会委員長
(専務理事矢ヶ崎忠夫)
家庭動物に係る保険金詐欺容疑について
この度、日本獣医師会構成獣医師がペット保険に係る保険金詐欺の容疑で逮捕されたことにつきましては、本会といたしましても遺憾に存じております。
今回の事件は、獣医師が「詐欺」という犯罪の容疑をかけられたものであり、これが事実とすれば、専門家として動物の命を守る立場にあるはずの獣医師がその立場を利用して犯罪を行ったということになり、職業倫理が欠如していると感じざるを得ません。
このような事件は、獣医師及び獣医療に対する信頼を失わせるばかりでなく、飼い主の方々の支持を得てようやく動物医療に根付きつつある家庭動物医療に係る保険制度自体の存続を危うくするとともに、動物関連業界全体に対する世間の目を厳しくするものです。また、このような行為は、人と動物が共生する社会を目指す獣医師・獣医師会の活動とも相反するものであります。
日本獣医師会は、今後一層獣医師の職業倫理の向上のための活動を強化するとともに、本件について更に調査分析し、再発防止のための提言等積極的な活動を行っていく所存です。
以上
公益社団法人日本獣医師会
獣医師職業倫理向上委員会委員長
(専務理事矢ヶ崎忠夫)
家庭動物に係る保険金詐欺容疑について
この度、日本獣医師会構成獣医師がペット保険に係る保険金詐欺の容疑で逮捕されたことにつきましては、本会といたしましても遺憾に存じております。
今回の事件は、獣医師が「詐欺」という犯罪の容疑をかけられたものであり、これが事実とすれば、専門家として動物の命を守る立場にあるはずの獣医師がその立場を利用して犯罪を行ったということになり、職業倫理が欠如していると感じざるを得ません。
このような事件は、獣医師及び獣医療に対する信頼を失わせるばかりでなく、飼い主の方々の支持を得てようやく動物医療に根付きつつある家庭動物医療に係る保険制度自体の存続を危うくするとともに、動物関連業界全体に対する世間の目を厳しくするものです。また、このような行為は、人と動物が共生する社会を目指す獣医師・獣医師会の活動とも相反するものであります。
日本獣医師会は、今後一層獣医師の職業倫理の向上のための活動を強化するとともに、本件について更に調査分析し、再発防止のための提言等積極的な活動を行っていく所存です。
以上