しかし,このような漸定的な修業年限の延長を是正するために,1978年に文部省に第2次調査会「獣医学教育の改善に関する会議」が設けられ,国立大学の統合再編整備を行い獣医学部を設置することが検討されたが,各校ともに意見の統一が見られなかった.続いて1981年に文部省に第3次調査会「獣医学の改善に関する調査研究会議」が設けられ,国立大学の統合再編整備による獣医学部の設置は当面困難であるが,6年一貫教育の整備は諸般の事情から急ぐ必要があるとして,学校教育法を一部改正し,農学部獣医学科のまま6年一貫教育を行うこととなった.そして1983年6月24日に文部省令第23号,文部省告示第88号として獣医学科のまま学部6年制の獣医学教育基準(表2,3)が提示された.