9)HACCPプランの作成には7つの基本原則を含む12手順が必要
  HACCPプランは,Codex委員会のガイドラインに示された7つの基本原則を組み込んだ12の手順により作成しなければならない(表3)[1].7原則のうちの1つでも欠けた場合は安全な食品の製造加工が保障できない.特に原則1の危害分析は最も重要であり,危害分析の際に収集された情報やデータおよび分析結果が基礎になって原則2のCCP, 原則3の管理基準,原則5の改善措置および原則6の検証方法が設定される.また,原則4のモニタリング方法は原則3の管理基準に対応して設定される.

表3 HACCPシステムの導入手順の実際