第2頁(和文要約):
- 字数は,360字以内とし,論文内容を要約して明確に述べる.要約の最下段には,原著では5語以内,短報では3語以内の日本語のキーワードを英文のKey wordsに対応する順で記載する.
第3頁(英文SUMMARY):
- 英文の標題,著者名,第1著者の所属機関名および所在地住所(郵便番号を含む)を記載する.第1著者の所属機関は,研究実施時のものとする.ただし所属の異動があった場合,著者が希望すれば,現所属機関・住所を付記することができる.次いで,250ワード以内(1ワードを5スペースで換算)の英文SUMMARYをダブルスペースでタイプする.SUMMARYの最下段にはKey
wordsをABC順に記載する.
第4頁以降は,本文とし,原則として次の項目に区分して記述する.
- ただし,短報では,必ずしも項目別に区分して記述する必要はないが,内容は,これらの項目に従って記述する.なお,記述にあたっては,数字を用いて項目分けすることはしない.
緒言―見出しはつけず,研究目的を理解するうえで必要な背景に的を絞って,問題点を明確に記述する.
- 材料および方法―
- 実験の追試ができるような内容で記述する.入手容易な文献に記載された方法等を使用する場合は,文献引用のみとし,改めて方法等を記述する必要はないが,入手困難な文献,部分的修正を加えた方法を用いる場合等には,簡明に内容を記述する.新しい方法,複雑な方法等は,詳細にしかも理解しやすく整理して記述する.なお,本文中に一般名等で記載した薬品・機器等の商品名およびメーカー等は,脚注で示すことができる.
- 成績―
- 各項目ごとに分けて,「材料および方法」の項で述べた順序に合わせて記述する.内容は,十分に推こうし,必要事項のみを明確に記述する.結果の解釈は,考察に記述する.
- 図・表・写真―
- 図(イラストレーションを含む)は,黒インク,A4版の白紙または青色方眼紙を用いて,標題をつけ,必要な成績のみを理解しやすくまとめる.図は,原図から直接製版ができるものを提出する(印刷工程の際,作図する経費は,著者負担とする).表は,縦罫線を入れないで作成する.写真は,白黒でコントラストの明瞭なものとし,標題と簡単な説明をつけ,原寸印刷が可能なように,必要部分を横7.8縦6.0または,横15.5縦10.0cmに整形し,台紙に貼付する(全体をのりづけするのではなく,コーナーのみにのりづけする).また,カラー印刷を希望する場合は,その旨を明記する(費用は著者負担).写真は,図として一連の番号をつけ,初回投稿時には4部すべての原稿にオリジナルを添付する(修正原稿提出時には変更がないかぎりコピーの添付も可とする.).図,表は,1点をそれぞれ1枚の台紙に付し,写真とともに原稿の最後にまとめて添付する.さらに,その挿入位置を本文の右欄外に赤字で明記する.
- 考察―
- 得られた実験成績について従来の学説,既報の成績等に照らし合わせ,どのように解釈し評価(意義づけ)するかを論述する.ただし,文脈上やむをえない場合を除いて,「緒言」および「成績」で記述したことを重複して述べない.謝辞は,本文の文末にいれることができる.
- 引用文献―
- 研究に密接に関係のあるものを引用する.引用できる文献は,学会誌,専門的学術誌あるいは専門書とし,学会抄録,講演会テキスト,レフリー制度のない商業雑誌等は,原則として引用できない.引用文献は,筆頭著者(同一の場合は次著者)の姓のABC順に配列し(著者がすべて同一の場合は,年代順),本文中では,引用箇所に[1,2-5]のように記載する.記述は,著者名,誌名,巻,頁,年次とする.また,単行本の場合は,著者名,書名,訳者名,編者名,版,頁,発行者,発行地,年次とする.誌名の略称は,欧文雑誌名略記一覧(日本獣医師会雑誌48巻12号993-999頁に掲載)に指定されたものを用いる.なお,指定されていないものは,慣例により略記する.また,著者は,次の具体例を参考に全員列記する.なお,訳者,編者は,1名のみ記載し,その他は和文では「他」とし,英文では「et
al」とする.
【引用文献の具体例】
(本例は,ワープロで記述しやすい方法で表示したものである.)
・雑誌の場合
[1]青山太郎,青山花子,赤坂次郎:日獣会誌,45,115-120(1992)
[2]青山太郎,青山花子,江戸三郎,東京 愛:日獣誌,45,135-138(1992)
[3]Aoyama T, Aoyama H : Jpn J Vet Sci, 54, 120-124 (1989)
[4]Aoyama T, Aoyama H, Kanda J : J Vet Med Sci, 54, 126-130 (1992)
[5]Aoyama T, Aoyama H, Suzuki K, Tanaka S, Takahashi Y : Am J Vet Res, 53, 155-160 (1992)
・単行本の場合
[1]神田一郎:獣医微生物学,江戸三郎編,第1版,100-103,青山堂出版,東京(1992)
[2]Smith J:選択毒性,赤坂次郎訳,250,学会出版センター,東京(1989)
[3]Roitt IM : Immunology, Fred OG, et al eds, 2nd ed, 150h160, Grower Med Publ, London (1989) |