【新製品紹介】

「セファメジンDC」「セファメジンQR」「ニューサルマイS」

 牛の乾乳期専用乳房注入剤「セファメジンDC」,泌乳期用乳房注入剤「セファメジンQR」,泌乳期乳房炎治療剤「ニューサルマイS」の大量包装規格品が日本全薬工業(株)から新しく追加発売された.セファメジンDC/80本入り,セファメジンQR/60本入り,ニューサルマイS/60本入り.
発 売:平成14年4月
問い合わせ先:日本全薬工業(株)学術部
TEL 024-945-2854



【書籍紹介】

「クローンのはなし―応用と倫理をめぐって―」
下村 徹 著
 クローン技術やその応用としての遺伝子組換え技術に関する基礎知識と,それらに対する評価の材料とを,一般の読者向きにやさしく提供する書.クローンとは何かから始め,動物・植物双方のクローンづくりや遺伝子組換えの現状を紹介し,将来を展望するとともに,食品における安全性や医療における倫理の問題をめぐって考察を加えている.
B6判 210頁
発行日:平成14年3月20日
定 価:本体1,900円+税
発行所:技報堂出版(株) TEL 03-5215-3165



牛 鬼 蛇 神
【馬  の  部】
「塞翁之馬」(さいおうのうま)「塞翁失馬」)(さいおうしつば)人生の幸不幸は変転極まりないものであることのたとえ.またそれにいたずらに一喜一憂すべきことでないことをいう.類句として「人間万事塞翁が馬」がある.
 類義語「禍福糾纏」(かふくきゅうぼく),禍福は糾(あざ)なえる纏(なわ)の如しと訓読する.「禍福倚伏」(かふくいふく),「禍福相貫」(かふくそうかん),「禍福之転」(かふくのてん)等.
「故事」北方の塞(とりで)のそばに占いを業とする老人の馬が塞の外へ逃げてしまった.隣人がそれを慰めると老人は「この不幸が幸いと成らないといえようか」といった.やがて逃げた馬が良馬を沢山連れて戻ってきた.今度は隣人がこれを祝うと「この幸いが不幸とならないといえようか」いった.老人の息子がこの馬から落ちて足が不自由になってしまった.しかし,この不自由な足のおかげで徴兵をまねがれた,という.
「懸崖勒馬」(けんがいろくば) 間一髪のところではっと気がついて引き返すたとえ.切り立った断崖で馬の手綱を引き押さえる.「勒」は手綱を引く,押さえる,引き絞るの意.「懸崖に馬を勒(おさ)う」と訓読する.
「胡馬北風」(こばほくふう) 故郷を懐かしみ,忘れがたい情の切ないこと.胡の地で生まれた馬は他国にあっても北風が吹くとその方に身を寄せて懐かしむ意から.
「胡馬北風に依る」「胡馬北風に嘶く」の略.
 類義語「越鳥南枝」(えつちょうなんし),「狐死首丘」(こししゅきゅう),「池魚故淵」(ちぎょこえん).
「高車駟馬」(こうしゃしば) 高貴な人の乗り物,転じて高貴な人のこと.「高車」は覆いのある高い車,「駟馬」は四頭立ての馬車.
「魚竜爵馬」(ぎょりゅうしゃくば) 贅沢にふけりいろいろな珍しいものを愛好しもてあそぶこと.「爵」はすずめの意
大森 勇(福島県獣医師会)
(以下,次回へ続く)



【 構成獣医師の訃報 】

国広英文氏(福岡県小郡市大保1234-12)
  平成14年1月1日逝去,享年69歳,葬儀は1月3日国広尚子氏により執り行われた.

山本章巳氏(岡山県阿哲郡哲多町宮河内)
  平成14年1月5日腕頭動脈瘤破裂のため逝去,享年80歳,葬儀は1月8日山本 泉氏により執り行われた.

長谷川清氏(岐阜県岐阜市加納長刀堀4-27-2)
  平成14年1月3日心不全のため逝去,享年90歳,葬儀は1月6日長谷川秀彦氏により執り行われた.

上野光男氏(長崎県諌早市小野島町2015)
  平成13年12月16日逝去,享年81歳,葬儀は12月19日上野初江氏により執り行われた.

斎藤健一氏(福島県福島市大森字石田37-1)
  平成14年1月13日心不全のため逝去,享年73歳,葬儀は1月16日斎藤 崇氏により執り行われた.

榎 清美氏(秋田県河辺郡河辺町戸島本町41-1)
  平成14年1月8日膵臓ガンのため逝去,享年74歳,葬儀は1月13日榎 清英氏により執り行われた.

吉田孝夫氏(滋賀県八日市市小脇町1968)
  平成14年1月10日心筋梗塞のため逝去,享年79歳,葬儀は1月12日吉田久代氏により執り行われた.

鈴木泰男氏(愛知県豊橋市新川町29)
  平成13年12月29日脳梗塞のため逝去,享年78歳,葬儀は12月31日鈴木克実氏により執り行われた.

谷  昭氏(和歌山県那賀郡粉河町東野395)
  平成14年1月21日肺ガンのため逝去,享年74歳,葬儀は1月23日谷 幸一氏により執り行われた.

山田 満氏(兵庫県佐用郡南光町船越303)
  平成14年1月24日急性肺炎のため逝去,享年76歳,葬儀は1月26日山田タマエ氏により執り行われた.

武田 勲氏(北海道帯広市西16条南6-21-13)
  平成13年7月13日肺ガンのため逝去,享年78歳,葬儀は7月14日武田好子氏により執り行われた.

後藤哲郎氏(山形県酒田市本楯字新田目128)
  平成14年1月14日腎不全のため逝去,享年89歳,葬儀は1月17日後藤頼子氏により執り行われた.

鹿田忠一氏(開業 島根県簸川郡多伎町久村1399)
  平成14年1月4日老衰のため逝去,享年87歳,葬儀は1月6日鹿田勝治氏により執り行われた.

渡辺勝利氏(開業 宮城県古川市師山薬師13)
  平成14年1月25日逝去,享年90歳,葬儀は1月31日渡辺 寛氏により執り行われた.

金矢正志氏(山口県山口市白石3-9-32)
  平成14年1月25日心筋梗塞のため逝去,享年83歳,葬儀は1月26日金矢富江氏により執り行われた.

岡村 晃氏(山口県徳山市長穂1601-1)
 平成14年1月23日逝去,享年89歳,葬儀は1月25日時広富美子氏により執り行われた.

松原勤也氏(福岡県行橋市上検地361-1-1)
 平成14年1月24日逝去,享年85歳,葬儀は1月26日松原ヒサ子氏により執り行われた.

工藤福寿氏(青森県三戸郡名川町大字下名久井字仁良館17)
  平成14年1月25日肺炎のため逝去,享年91歳,葬儀は1月29日工藤弘義氏により執り行われた.

森竹勇夫氏(開業 宮崎県延岡市大門町260-1)
  平成14年1月1日腎不全のため逝去,享年75歳,葬儀は1月3日森竹久子氏により執り行われた.

佐竹弥三郎氏(愛知県豊川市森6-50-1)
  平成14年1月29日肝門部胆管ガンのため逝去,享年72歳,葬儀は1月31日佐竹由行氏により執り行われた.

後藤正和氏(愛知県名古屋市北区田幡1-7-19)
  平成14年1月31日肝不全のため逝去,享年69歳,葬儀は2月3日後藤鎮男氏により執り行われた.

小林茂男氏(愛知県豊川市八幡町上宿60-3)
  平成14年1月21日多臓器不全のため逝去,享年88歳,葬儀は1月24日小林一仁氏により執り行われた.

泉沢政一氏(宮城県遠田郡涌谷町字新町裏162)
  平成14年2月1日病気のため逝去,享年76歳,葬儀は2月3日泉沢てい氏により執り行われた.

猪川良徳氏(開業 鳥取県倉吉市鴨河内1078)
  平成14年1月25日肺炎のため逝去,享年79歳,葬儀は1月28日山根孝一氏により執り行われた.

比嘉勇光氏(沖縄県島尻郡大里村字嶺井512-25)
  平成14年2月9日リンパ節ガンのため逝去,享年89歳,葬儀は2月11日比嘉常子氏により執り行われた.

梁川正雄氏(自営 北海道沙流郡平取町字川向26-14)
  平成14年1月4日脳梗塞のため逝去,享年86歳,葬儀は1月6日梁川省美氏により執り行われた.

一色貞之氏(北海道富良野市弥生町2-103)
  平成14年1月15日急性心筋梗塞のため逝去,享年64歳,葬儀は1月17日一色幸子氏により執り行われた.

磐井公憲氏(北海道帯広市白樺16条西13-11)
  平成14年1月19日脳梗塞のため逝去,享年80歳,葬儀は1月21日磐井キミノ氏により執り行われた.

石澤友男氏(北海道厚岸郡厚岸町太田南53-2)
  平成14年1月20日腎疾患のため逝去,享年79歳,葬儀は1月22日石澤花枝氏により執り行われた.
 平成14年1月から2月までに所属地方獣医師会から報告のあった訃報を掲載しました.ご冥福をお祈り申しあげます.



【事 務 局 日 誌】

 4月4日 三学会長・副会長会議
  4月5日 「動物医療の基本姿勢」の見直しに関する小委員会
 4月11日 平成14年度国際獣医師育成研修開講式
  獣医師賠償責任保険中央審議会
4月13日 日本獣医史学会に五十嵐会長出席
4月14日 国際獣医師育成研修事業事務連絡会議
 4月15日 中国地区獣医師会連合会定期総会に五十嵐会長出席