「研修内容」については,調査対象6,963件の内で,回答のあった獣医師3,181件の意向は,「ローティション方式と特定分野の研修」をあげた者が過半数の1,755件(56%),「ローティション方式と全体的臨床研修」が1,274件(40%)で,何らかの形のローティション方式を希望する意見が圧倒的に多かった(図10).

図10 卒後臨床研修のシステム(回答数:3,181件)

 「研修修了者雇用の希望」については,調査対象6,963件の内で,回答のあった獣医師3,181件の意向は,大部分の2,108件(74%)が「雇用したい」という結果であった(図11).

図11 研修終了獣医師の雇用の意向(経営者のみ回答・回答数:2,822件/89%)