5.専門医養成教育のあり方
専門医養成教育
- (1) 専門医養成教育の概要
- 1)目的
- 2)実施者(募集機関)
- 3)実施期間
- 4)実施方法
- 5)報酬
- 6)取得資格
- (2) 研修受入機関の概要
- 1)指導教員資格
- 2)施設・設備
- 3)教材・臨床例
- 4)研修カリキュラム
- 5)募集要領
- (3) 研修受講者の概要
- 1)受講者対象
- 2)申込要領
- 3)終了後の処遇(マッチングプログラム等の検討)
- (4) 専門医制度の定着に向けて,要件等の検討
- 1)専門医養成制度の将来的展望等の検討
- 2)制度の実効ある運用,定着,効用等の検討
- 3)専門学会の創設と創始者の資格基準,海外に認証される専門学会を目指しての環境整備を要す
「米国における生涯教育体制の調査」から,
米国の専門医養成制度は,米国獣医師会と連携して各種の専門医認定学会・研究会等の組織があり,専門医の認定にはインターン経験とレジデント経験を義務付けている.更に,この他に研究業績を強化する大学院制度があり,米国の総合的獣医学教育・生涯教育が充実されている.
「獣医師生涯教育に関する国内意向調査結果」から,
1) |
専門医については2,288人(71%)の者が必要と回答し,参加を希望する意向は45%であった. |
2) |
認定する専門医の内容は学問分野別が43%,対象動物別が32%と意見が分かれた. |
3) |
専門医認定の試験制度は公正に学協会が実施し,日獣が認定証発行するシステムに61%が,取得認定医の看板等表示は53%が賛成の意向を示した. |
質問2 専門医養成制度が導入された場合,あなたは参加しますか.(回答数:3,181件)
質問8 試験についてはある程度の統一性を保つため,日本獣医師会が各専門学会ならびに大学等と協力して専門医協会(仮称)等の組織を設け,日本獣医師会が認定する方法が良いとお考えですか.(回答数:3,181件)
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