4.継続教育のあり方

継続教育

(1) 継続教育の概要
1)目的
2)実施者(募集機関)
3)実施期間
4)実施方法
5)報酬
(2) 評価の対象となる学術関係活動の概要
1)活動機関
2)教育プログラム
3)データ管理
(3) 研修受講者の概要
1)受講者対象
2)申込要領
3)参加要請
(4) 研修制度の定着に向けて,要件等の検討
1)生涯教育制度の実効ある運用,将来的展望検討
2)インフォームドコンセント,倫理,関係法規も含めて研修
3)社会,動物の飼育者への啓蒙
「米国における生涯教育体制の調査」から,
  米国の診療獣医師は,毎年,州毎の開業免許を更新しなければならない.近年,この更新手続きを行うためには学会・研修会等に参加し,一定数のポイントを取得しなければならない州が増えつつあり,すでに半数以上に達している.米国の学会・研修会等が毎年盛況に開催されている理由は,この開業免許の更新制度にもある.

「獣医師生涯教育に関する国内意向調査結果」から,
1) 継続教育を導入した場合,大部分の2,560人(80%)の者が参加を希望する意向を示した.
2) 継続教育の年間の適切な評価時間数(日数)は1,397人(43%)の者が20時間で10日間程度を提唱した.
3) 継続教育の参加時間数をポイント評価した参加証(認定証)は57%の者が診療施設内掲示に賛成と,また衛星放送やCD-ROMを利用した在宅研修は大部分の82%の者が希望すると回答した.

継続教育のポイント申告と参加証(認定証)発行の流れ

質問1 継続教育制度が導入されたとしたら,あなたは参加しますか.(回答数:3,181件)

質問8 継続教育制度の実施方法として学会,研究会,セミナーなどのプログラム参加の他に,インターネット,衛星テレビ,CD-ROM等を利用した教材配布による在宅研修の方法も検討しています.あなたはこれらの方法を利用して継続教育に参加しますか.(回答数:3,181件)

質問4 あなたは,継続教育制度の年間の適切な評価時間数(参加日数)は,次のうちのどの位いがよいと思いますか.(回答数:3,181件)