本症は、ミコバクテリウム菌の感染により起こり、常在化しやすい慢性の細菌病です。ほとんど症状を示さないことから、と畜場での食肉衛生検査によって発見されるケースが一般的です。 |
ミコバクテリウム菌は環境、特に土壌中に存在し、とりわけ敷料として使用するオガクズ中で増殖しやすいといわれています。
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出荷するまで特別な症状を示さず、順調に発育するので、飼料効率の低下などによる生産性の低下などの影響もなく、発生に気付かない症例がほとんどです。と畜検査で腸間膜リンパ節などに作られた病変が発見され廃棄処分にされます。 |
豚舎の消毒が大切です。敷料のオガクズが発生に影響しているようであれば、その使用を中止するかまたは消毒してから使用します。 |
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