初めて発生した農場では、異常産は爆発的に発生し、黒子・白子胎子などの死産がみられるほか、虚弱な生存子豚も混在し、ときに神経症状を示すものがみられます。常在化してくると、異常産は散発的な発生となり、離乳子豚の呼吸器障害が目立つようになります。感染子豚は発熱と重度の呼吸促迫または腹式呼吸などを示すほか、眼瞼浮腫、結膜炎、下痢、嘔吐などの症状もみられます。呼吸器障害は細菌やマイコプラズマとの二次感染や複合感染によりさらに悪化することが多く、発育は遅延してひね豚の発生が目立ち、死廃率も高くなります。