牛は神経質となり、不安動作が目立ち、警戒し、興奮しやすくなります。その他に、持続的な鼻なめ、流涎、歯ぎしり、筋肉の痙攣が認められ、やがて起立不能になります。また、接触などの知覚、音および光に対して過敏となり、興奮して頭部を振るなどの動作がみられます。特に知覚過敏は多くの牛で認められ、手やペン先などで触れると頸を振ったり、痙攣を起こします。知覚過敏を示す部位は牛によって異なり、後躯が過敏な牛では搾乳時に後肢で蹴るなどの反応を示します。運動異常では、牛を歩かせると、こきざみにジャンプしたり、後肢を高くあげて歩様不安定の状態を示します。また、小さな溝を越えられなかったり、四肢を滑らせて転倒しやすくなります。末期には泌乳量の低下、削痩を呈して死亡します。 |
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