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2008動物感謝デー in Japan
“World Veterinary Day”の開催
平成20年10月4日,駒沢オリンピック公園中央広場(東京都世田谷区)において,「2008動物感謝デー in Japan“World Veterinary Day”」が約17,000人の来場者を得て開催された.
本事業は,世界獣医学協会(WVA)による国際的イベントである“World Veterinary Day”の趣旨に則り,常日頃から努力を続ける獣医師の仕事の全体像を紹介し,獣医師とその職務への社会的理解を深めるとともに,獣医師と市民とのより良い関係の構築を目的として,本会主催,関係省庁・獣医師関係団体等の後援,関連企業等の協賛,全国地方獣医師会をはじめ,関連団体,獣医学系大学の協力のもと,獣医学系大学学生,高校生,動物飼育者,また,多数の一般市民の来場を得て実施するもので,昨年に続いて2回目の開催となる. 当日は,開会式で,本会山根会長から,本日は,会場の多数の催し物から,人と動物の大切さ,そして,獣医師が多岐にわたる分野で,様々な職種に携わっていることを理解いただきたい旨の主催者挨拶が行われた後,高木美智代衆議院議員から,獣医師の方々の日頃の努力に感謝するとともに,本イベントを通じ,より多くの人々に獣医師が我々の生活を守る重要な職務に取組まれていることを認識いただきたい旨の来賓挨拶が行われた.続いて,来賓,実行委員会及び企画検討委員会委員の紹介,祝電披露に続き,北村顧問により高らかに開会が宣言された.ステージでは,各分野で活躍する獣医師7名 (豊田恵里氏(千葉県農業共済組合連合会),武部正美氏(武部獣医科病院),川上順子氏(茨城県県北家畜保健衛生所),赤瀬 悟氏(東京都福祉保健局健康安全部食品監視課),豊嶋省二氏(井の頭自然文化園動物園),坂庭浩之氏(群馬県環境森林局自然環境課),要田正治氏(国際協力機構国際協力総合研修所))が自身の職務等に係る夢を語り合う「獣医師「夢」のお仕事対談」,獣医師が携わる興味深い3つのテーマについて,専門家(「楽しい食卓はどうやって守られているの?」栗本まさ子氏(食品安全委員会),「ペットの食事の正しい選び方」左向敏紀氏(日本獣医生命科学大学),「野生動物と共生できる世界へ」羽山伸一氏(日本獣医生命科学大学))がクイズ形式で解説する,「獣医師の“なぜなに”動物講座」,実際に盲導犬と生活する方の体験談,専門家(福井良太氏(栃木県盲導犬センター),水越美奈氏(日本獣医生命科学大学))による動物たちの重要性,役割を紹介する「はたらく動物たち ステージトークショー」,人気の動物ブロガー2名と,自身の飼い猫をブログで紹介している,華道家の假屋崎省吾氏,小動物臨床獣医師の武部正美氏(武部獣医科病院)が動物たちとの楽しい暮らし方について語る「人気動物ブロガー座談会」,ブラッコイタリアーノ犬を飼育するイタリア人エッセイスト,パンツェッタ・ジローラモ氏を特別ゲストとして迎え,獣医師(林 良弘氏(東京大学),井本 忠夫氏(井本動物病院))によるペットの健康管理等の相談に答える,NHK・BS放送の番組「ペット相談」の収録,岐阜大学応用生物科学部獣医学課程の学生3名によるアコースティックバンドによる演奏,「「凸ぽかレモン凸」ライブ」が行われた.展示ゾーンでは,畜産物の生産に係る獣医師を,畜産物の試食とともに紹介する,「食肉等 畜産物の試食コーナー」,全国の獣医師会が地域における獣医師の役割の他,地元畜産品を紹介,販売する,「各都道府県市獣医師会コーナー」,全国の獣医学系大学が将来獣医師を目指す小中高生に獣医師になるための情報や個々の大学を紹介する「獣医学系大学コーナー」の他,本会が担当した,獣医師の指導のもと,全国獣医学生交流会による子供たちが犬猫の健康診断を体験する「1日獣医師体験コーナー」では,未来の獣医師たちが興味深げに犬の心音に耳を傾けていた.さらに特設コーナーでは,様々な動物たちのふれあい展示の他,テレビコマーシャルで人気の犬「カイくん」の撮影会が行われた,「動物ふれあいコーナー」,また,警察犬,聴導犬等が実際に日頃の訓練の成果を披露した,「“働く動物たち”デモンストレーション」,子供たちが恐る恐る乳牛の搾乳を行った,「搾乳体験“牧場の牛がやってきた!!”」等では多数の来場者が長蛇の列をつくっていた.最後に中川副会長から,閉会の挨拶が行われ,本年の動物感謝デーは盛会のうちに幕を閉じた. 日本獣医師会では,今後とも,このような行事等を通じ,広く国民に対して獣医師,獣医界を正しく理解していただくこととしている. 以下に後援,協賛いただいた省庁,自治体,企業,団体を,改めて紹介する. なお,本年の行事においては全国55地方獣医師会から,出展,協賛等の協力をいただいたこと,また,将来の獣医界を担う全国獣医学生交流会会員獣医学生のはつらつとした事業運営支援に対し,改めてお礼申し上げたい. |
2008動物感謝デー in Japan 後援・協賛・協力団体 |
【後 援】 農林水産省,厚生労働省,環境省,文部科学省,外務省,国土交通省,食品安全委員会,東京都,World Veterinary Association,社団法人日本獣医学会,社団法人日本動物病院福祉協会,社団法人日本動物保護管理協会,AIPO(動物ID普及推進会議),ヒトと動物の関係学会 【特別協賛】 共立製薬株式会社,日本全薬工業株式会社,日本ヒルズ・コルゲート株式会社,メリアル・ジャパン株式会社,ファイザー株式会社 【協 賛】 旭化成ホームズ株式会社,AHBインターナショナル株式会社,学校法人シモゾノ学園 国際動物専門学校,デビフペット株式会社,株式会社微生物化学研究所,特定非営利活動法人日本動物衛生看護師協会,プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社,ヤマザキ動物看護短期大学,文永堂出版株式会社,株式会社安田システムサービス・株式会社損害保険ジャパン 【協 力】 日本放送協会,独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局,社団法人ジャパンケネルクラブ,社団法人全国農業共済協会,社団法人畜産技術協会,社団法人中央畜産会,社団法人東京都家庭動物愛護協会,財団法人日本食肉消費総合センター,特定非営利活動法人全国盲導犬施設連合会,特定非営利活動法人聴導犬普及協会,特定非営利活動法人どうぶつたちの病院,日生研株式会社,狂犬病臨床研究会,緊急災害時動物救援本部,小動物臨床栄養学研究会,諏訪流放鷹術保存会,全国学校飼育動物研究会,全国ペット小売業協会,動物看護職全国協会設立準備会,動物のいたみ研究会,農場管理獣医師協会,ペットフード工業会,全国獣医学系16大学,全国獣医学生交流会 【協力地方獣医師会】 社団法人北海道獣医師会,社団法人青森県獣医師会,社団法人岩手県獣医師会,社団法人宮城県獣医師会,社団法人秋田県獣医師会,社団法人山形県獣医師会,社団法人福島県獣医師会,社団法人仙台市獣医師会,社団法人茨城県獣医師会,社団法人栃木県獣医師会,社団法人群馬県獣医師会,社団法人埼玉県獣医師会,社団法人千葉県獣医師会,社団法人神奈川県獣医師会,社団法人山梨県獣医師会,社団法人横浜市獣医師会,社団法人川崎市獣医師会,社団法人東京都獣医師会,社団法人新潟県獣医師会,社団法人富山県獣医師会,社団法人石川県獣医師会,社団法人福井県獣医師会,社団法人長野県獣医師会,社団法人岐阜県獣医師会,社団法人静岡県獣医師会,社団法人愛知県獣医師会,社団法人名古屋市獣医師会,社団法人三重県獣医師会,社団法人滋賀県獣医師会,社団法人京都府獣医師会,社団法人大阪府獣医師会,社団法人兵庫県獣医師会,社団法人奈良県獣医師会,社団法人和歌山県獣医師会,社団法人京都市獣医師会,社団法人大阪市獣医師会,社団法人神戸市獣医師会,社団法人鳥取県獣医師会,社団法人島根県獣医師会,社団法人岡山県獣医師会,社団法人広島県獣医師会,社団法人山口県獣医師会,社団法人徳島県獣医師会,社団法人香川県獣医師会,社団法人愛媛県獣医師会,社団法人高知県獣医師会,社団法人福岡県獣医師会,社団法人佐賀県獣医師会,社団法人長崎県獣医師会,社団法人熊本県獣医師会,社団法人大分県獣医師会,社団法人宮崎県獣医師会,社団法人鹿児島県獣医師会,社団法人沖縄県獣医師会,社団法人北九州市獣医師会,九州地区獣医師会連合会 |