- 【協議事項】
- 1 日本獣医師会創立60周年記念事業功労者表彰要領等の件
(1)大森専務理事から,創立60周年記念事業功労者表彰については,表彰要領により地方獣医師会からの推薦いただく功労者は164人,これに中央からの推薦する36人を加え200人を大枠とし,地方獣医師会長が推薦基準に基づき別に定める定数内で,農林水産省,厚生労働省,環境省からの大臣及び関係局長感謝状,さらに日本獣医師会会長表彰状,感謝状,特別感謝状の候補者を推薦し,これについて選考委員会で選考する.なお,選考委員会委員は,要領に基づき省庁から各1名,本会から地区理事4名の他,副会長,専務理事の計10名で組織することとしているが,地区理事からの委員は,母体数に大きな偏りのないよう,北海道,東北地区から1名,関東,東京地区から1名,中部,近畿地区から1名,中国,四国,九州地区から1名とさせていただきたいので,選出いただきたい旨説明された.
(2)質疑応答として,[1]記念式典では「これから獣医師に期待される未来像」等をテーマとした記念講演の企画も検討いただきたい.[2]賞罰の「罰」についてはどのような基準によるのか等の質疑等があり,「罰」については,基本的には罰金刑以上としているが,恩赦の扱いもあるとされた.
(3)地区理事の選考委員会委員の候補者は,北海道地区,関東地区,近畿地区,中国地区選出の地区理事4人とされた.
2 2008動物感謝デー in Japan開催計画の件
中川副会長から,昨年の動物感謝デーは「in Tokyo」であったが,今年から日本全国を対象としていることから「in Japan」と名称を変更し,約500万円の普及啓発費を活用して広く広報に努めたい.また,さらに良い企画を提供できるようイベント企画会社についても数社の入札を得て,最も良い提案をした企画会社と契約を行った.なお,会場は,予定していたお台場から,交通の便の良い駒沢公園へ変更することとなった.さらに企画委員会には,関東地区獣医師会連合会の支援の必要性から連合会の代表として橋理事,東京都獣医師会から小松副会長,全国獣医学生交流会の代表者にも参画いただくこととした.公益認定法人を目指す獣医師会にとって本事業の推進は大変意義がある旨理解いただき,各地方獣医師会からも人的支援,協賛金,地元PRのためのブースの設営等に積極的に参加に協力いただき,一致団結して全国規模で本イベントを成功に導きたい旨説明された.
3 世界獣医学協会対応の件
大森専務理事から,世界獣医学協会(WVA)の会費の額は3年ごとに総会で決定され,日本は加盟各国の中の最高額の2万米ドルを納入してきたが,1999年のフランス・リヨン大会において,「年会費はインフレ率を考慮して,毎年5%を機械的に値上げする」という案が承認された.本会はこのような会費決定方式に反対する旨表明した経緯がある.その後,WVAとの種々のやりとりを行い,WVAから逆提案された,12,877米ドルについて,平成16年度第3回理事会に諮り,これを受け入れ,2003年度以降,この水準で会費を納入してきたが,今後もこの水準での会費納入の対応を行いたい旨が説明され,了承された.
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