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行政・獣医事

動物用医薬品等(いわゆる「療法食」を含むペットフード,ペット用
サプリメント等)の範囲に関する基準について(その1)



20日獣発第38号
平成20年4月28日
地方獣医師会会長 各位
社団法人 日本獣医師会
会 長  山根義久
(公印及び契印の押印は省略)
動物用医薬品等(いわゆる「療法食」を含むペットフード,ペット用サプリメント等)の範囲に関する基準について
 このことについて,平成20年4月11日付け19消安第14721号をもって,農林水産省消費・安全局長から別添写しのとおり通知がありましたので,貴会関係者に周知方お願いします.
 このたびの通知は,近年,多様なペットフードやペット用サプリメント等と称するものの販売等がなされており,表示された効能効果,用法用量等から,動物用医薬品等として薬事法の適用を受けるべき物であるかの判断を行うため,具体的な取り扱いの一層の明確化が求められていることを受け,これまでの事例等を参考として,動物に経口的に給与する物に関し「動物用医薬品に関する基準」を作成し,都道府県知事あてに通知したことについて,関係者への周知を求めたものです.




19消安第14721号
平成20年4月11日
社団法人 日本獣医師会会長 殿
農林水産省消費・安全局長
動物用医薬品等の範囲に関する基準について
 日頃より動物薬事行政に対しまして多大なご理解ご協力をいただきありがとうございます.
 動物に経口的に給与する物が,薬事法(昭和35年法律第145号)第2条第1項第2号又は第3号に規定する医薬品又は同条第2項に規定する医薬部外品であって,専ら動物のために使用されることが目的とされているもの(以下「動物用医薬品等」という.)に該当するか否かは,その物の成分本質(原材料),形状(剤型,容器,包装,意匠等をいう.)及びその物に表示された使用目的,効能効果,用法用量等並びに販売の際の演述等を総合的に判断して,通常人が同条第1項第2号又は第3号若しくは同条第2項に掲げる目的を有するものであるという認識を得るかどうかによって判断することとしています.
 近年,多種多様なペットフードやペット用サプリメント等と称するものの販売等がなされており,表示された効能効果,用法用量等から,動物用医薬品等として薬事法の適用を受けるべき物であるかの判断を行うため,具体的な取扱いの一層の明確化が求められているところです.
 このため,今般,これまでの事例等を参考として,動物に経口的に給与する物について「動物用医薬品等の範囲に関する基準」を作成し,別添写しのとおり都道府県知事あて通知したので,貴会関係者への周知をお願いします.
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【別 添】
19消安第14721号
平成20年4月11日
各都道府県知事 殿
農林水産省消費・安全局長
動物用医薬品等の範囲に関する基準について
 動物に経口的に給与する物が,薬事法(昭和35年法律第145号)第2条第1項第2号又は第3号に規定する医薬品又は同条第2項に規定する医薬部外品であって,専ら動物のために使用されることが目的とされているもの(以下「動物用医薬品等」という.)に該当するか否かは,その物の成分本質(原材料),形状(剤型,容器,包装,意匠等をいう.)及びその物に表示された使用目的,効能効果,用法用量等並びに販売の際の演述等を総合的に判断して,通常人が同条第1項第2号又は第3号若しくは同条第2項に掲げる目的を有するものであるという認識を得るかどうかによって判断することとしています.
  近年,多種多様なペットフードやペット用サプリメント等と称するものの販売等がなされており,表示された効能効果,用法用量等から,動物用医薬品等として薬事法の適用を受けるべき物であるかの判断を行うため,具体的な取扱いの一層の明確化が求められているところです.
 このため,今般,これまでの事例等を参考として,動物に経口的に給与する物について「動物用医薬品等の範囲に関する基準」を別紙(次号,掲載)のとおり作成したので,御了知の上,貴管下関係業者等に対する監視事務の参考としてください.
(以降,次号へつづく)