-
- 3 平成19年度関係省庁等要請活動の件
(1)大森専務理事から,平成19年度関係省庁等要請活動について,次のとおり説明が行われた.
《本誌第60巻第10号677頁(平成19年度第3回理事会の議事概要)及び第61巻第2号108頁(全国知事会会長に対する公務員獣医師処遇の要請活動)参照》
(2)質疑応答として,処遇の改善について,現行の雇い上げ獣医師手当て(政府予算単価)が決定される際,本会が関与した経緯はあるのか,との質疑があり,これに対して,大森専務理事から,雇上げ獣医師手当は,政府が補助事業を行う際の積算の単価とされているものであり,その水準は毎年人事院の勧告に基づく給与ベースの水準で増減がいわば自動的に行われ,政府が決定しており,本会は関わりを有していない.しかし,地方自治体においては,予算単価であっても国が定めた単価と認識して,これを基準に現実の手当ての額を設定する傾向があるため,本会では地方獣医師会からの要望を踏まえ,国に対して本単価が適正な賃金水準か否か見直す必要がある旨獣医師処遇の改善の一環として要請している.なお,国は,あくまでも予算単価であり,自治体が必要と考えれば賃金の上乗せ等金額を見直すことは可能であるとの見解である旨回答された.
4 平成20年度以降の日本獣医師会学会年次大会開催計画の件
(1)大森専務理事から,平成19年度以降の日本獣医師会学会年次大会開催計画について,次のとおり説明が行われた後,平成20年度の委託開催を担当される岩手県獣医師会金田会長から,決意表明及び参加協力を依頼する旨の挨拶がなされた.
《本誌331頁(平成19年度第5回理事会の議事概要)参照》
(2)質疑応答として,年次大会では,地区学会長賞受賞者に対して講演を依頼しているが,この際の登録料,旅費等は地方獣医師会で負担すべきと考えるのか,との質疑があり,これに対して,大森専務理事から,登録については,会員総員参加の学会運営が基本であり,外部からの講演依頼者等を除き,原則的に全ての参加者に登録していただく(登録料を支払う)こととし,また旅費については大会の期間中に本会が主催する委員会や開催される関連会議への出席者,教育講演等の講師に限り,支給することとしている.地方獣医師会によっては,会員自身の学会として,会員人材育成や学会振興功績の名のもとで,学術活動支援の一環として,登録料及び旅費を支給しているケースがあると聞くが,これは地方獣医師会がそれぞれの実情に応じ対応いただいているものと理解している旨回答された.
5 第5回理事会協議結果に基づく報告・連絡事項の件
(1)日本獣医師会創立60周年記念行事開催計画の件
大森専務理事から,日本獣医師会創立60周年記念行事開催計画について,次のとおり説明が行われた.
《本誌332頁(平成19年度第5回理事会の議事概要)参照》
(2)2008動物感謝デー in Tokyoの開催計画の件
中川副会長から,2008動物感謝デー in Tokyoの開催計画について,次のとおり説明が行われた.
《本誌332頁(平成19年度第5回理事会の議事概要)参照》
(3)第65回通常総会の開催
大森専務理事から,第65回通常総会は平成20年6月26日13時から,明治記念館において開催される旨説明された.
|