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平成19年度日本獣医師会獣医学術奨励賞受賞
研究業績及び受賞者の紹介
本年度の日本獣医師会獣医学術奨励賞選考は，学術賞は日獣会誌の平成17年8月号（第58巻第8号）から平成19年7月号（第60巻第7号）に掲載された原著・短報を対象に，奨励賞は学会年次大会（香川）において発表された地区学会長賞の中から選考された学会長賞に，功労賞は推薦のあった永年の功労の業績の中から，選考委員会において厳正に審査され，受賞者には平成19年度日本獣医師会学会年次大会（香川）会期中に開催された授与式において本会山根会長から本賞及び，協賛会社（日本全薬工業（株），共立製薬（株），日本ハム（株））からの研究奨励金20万円（目録）が授与された． |
| 日本獣医師会獣医学術奨励賞 |
| 〔産業動物部門〕 学術賞：「黒毛和種子牛に発生した遺伝性内水頭症の染色体領域の解明」 鈴木暁之（岩手県農業研究センター畜産研究所主任専門研究員）他 奨励賞：「ハロルド培地に代わる新たなヨーネ菌分離培地の有用性」 菅原 克（福島県県中家畜保健衛生所） 功労賞：「肥育牛飼養管理技術の開発と実践的受精卵移植技術の普及・定着」 勝見 晟（山形県くみあい畜産研修センター所長） |
| 〔小動物部門〕 学術賞：「犬の髄膜腫16症例の治療成績」 中市統三（山口大学農学部教授）他 奨励賞：「骨盤骨折を創外固定によって治療した猫の10例」 矢田 敦（矢田獣医科病院・三重県）他 功労賞：「真菌症に関する研究ならびに小動物臨床の向上発展への貢献」 長谷川篤彦（元日本大学教授） |
| 〔公衆衛生部門〕 学術賞： 「リアルタイムPCR法を用いた関節炎型豚丹毒保留豚の関節液からの豚丹毒菌の検出」 赤瀬 悟（東京都芝浦食肉衛生検査所主事）他 奨励賞：「広島県における日本紅斑熱の現状」 高尾信一（広島県立総合技術研究所・保健環境センター）他 功労賞：「食品細菌の検査・制御技術の開発並びに国内外への普及活動」 植村 興（大阪府立大学名誉教授） |
 平成19年度日本獣医師会獣医学術奨励賞の受賞者 （左から，鈴木暁之，菅原 克，勝見 晟，中市統三，矢田 敦，長谷川篤彦（代理）， 赤瀬 悟，高尾信一，植村 興の各氏） |