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日獣政連からのお知らせ

〈獣医師問題議員連盟幹事長 宮路和明 衆議院議員〉
 私の地元は鹿児島の畜産県であるので,日頃から獣医師の皆様に大変お世話になっている.
 振り返って見ると,平成12年に宮崎県で口蹄疫が発生し,13年にはBSEが全国各地で発生し,最近に至っては狂犬病の問題が出てきている.畜産農家,一般市民にとっても大変な問題である.
 世の中が高度化すればするほど,限りないほどいろいろな病気が出てくる.獣医師の皆様には一層の奮励努力をしていただかなければならない.
 ペットの寿命もこの十数年で倍に伸びているという話を聞き,人間社会同様にペットの社会も高齢化が進んでいるということで,ペット自身も病気になる頻度が高くなっているに違いない.今後,獣医師の皆様に世話になる割合も益々高くなることが推測される.
 獣医師の需給の問題と質の向上について,大学改革を行うことによって欧米並みに高くしなければならないという話を今朝の総会で承ったが,数多くの問題を抱えているということで我々議連としても更に勉強して,問題に取組んで行かなければならない.
 また,我々と一生懸命やっていこうという議員を皆様のお力で是非出してほしいということと,色々な要請をすることが政連として大きな役割であると感じている.
 本日はそういった趣旨から熱のこもった議論をいただき我々を激励いただくとともに,新しい議員の誕生に向けて一層のご尽力を賜りたい.
 私も谷津先生の後を受けて自民党の組織本部長を務めているが,我が自民党にとって獣医師会が大切な組織・団体であるので,今後とも皆様方のお力をぜひとも発揮して助けていただきたい.来る参議院議員選挙において我々の仲間が当選を果たすことができるようよろしくお願いしたい.
 さらに,沖縄県,福島県の参議院補欠選挙が4月22日投票日ということで進んでいるので,自由民主党候補者に対し何分のお力添えを賜るようお願いしたい.
宮路和明獣医師問題議員連盟幹事長
宮路和明獣医師問題議員連盟幹事長
〈獣医師問題議員連盟事務局長 森 英介 衆議院議員〉
 昨年の12月に議連総会を開催し,その席で山根会長をはじめ政連役員の皆様に出席をいただき,獣医学教育の問題,狂犬病の予防対策の問題,学校飼育動物の問題,獣医師の需給に対する問題等について要請を賜った.ちょうどその時期に,本国で狂犬病の発症死亡事故が発生し,議連から要請を行い厚生労働省から今回の局長通達が発せられたのはご案内のとおりである.
 そして今朝,第2回の議連総会を開催し,4項目のうち狂犬病に関する局長通達のその後の問題,獣医師の需給に関する問題について厚生労働省,農林水産省の両省から行政としての認識について聴衆をした.
 私たちもいろいろな問題点を肌で感じることができるようになり,今日浮き彫りにされた問題を順番に取組んで行きたい.
 今後とも山根会長をはじめ獣医師先生のご指導ご鞭撻,問題提起をいただいて日本の獣医界がより良い方向に向かうよう,私たちも微力を尽くさせていただきたい.
 続いて,第21回参議院議員通常選挙において本連盟が推薦する自由民主党比例代表候補者である福島啓史郎氏(日本獣医師政治連盟幹事・参議院議員)及び山田俊男氏(全国農業共同組合中央会前専務理事)の代理からそれぞれ挨拶がなされた.
森 英介獣医師問題議員連盟幹事長
森 英介獣医師問題議員連盟幹事長

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