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紹 介
◎新製品
ダルマジン®
 プロスタグランジンF2αの類縁体であるクロプロステノールの右旋性異性体d-クロプロステノールを有効成分とする牛の発情誘起,黄体退行遅延及び豚の分娩誘発のための注射剤.

発売日:平成19年2月5日
製造販売元:川崎三鷹製薬(株)
問合せ先:川崎三鷹製薬(株) 営業企画部
      TEL 0422-46-9193

◎新製品
ゼンラーゼ-®P neo
 納豆菌に加え,天然素材を原料とした多穀麹を配合した犬猫用健康補助食品.

発売日:平成19年2月19日
販売元:日本全薬工業(株)
問合せ先:日本全薬工業(株) CA事業本部
      TEL 024-945-2332(ダイヤルイン)
      URL:http://www.zenoaq.jp

◎新製品
ニューグロンプラス
 ボログルコン酸カルシウム,グリセロリン酸カルシウム,塩化マグネシウムを有効成分とする周産期疾患の治療等のための注射剤.

発売日:平成19年2月19日
製造販売元:川崎三鷹製薬(株)
問合せ先:川崎三鷹製薬(株) 営業企画部
      TEL 0422-46-9193

◎新製品
パナメクチン®チュアブルP
 犬糸状虫症予防・消化管内線虫駆除剤のための,イベルメクチンとピランテルパモ酸塩の配合剤.

製造販売元:明治製菓(株)
問合せ先:明治製菓(株) 動薬飼料部 販売支援G
      TEL 03-3273-3436

 

募 集
◎獣医師募集

(株)札幌総合動物病院

獣医師の臨床経験者を募集しております.見学・実習歓迎します.
遠方の方は交通費の相談に応じます.

職 種: 小動物臨床獣医師2〜3名
待 遇: 委細面談・高給優遇
※各種諸手当あり 通勤費全額支給
休 日: 月7〜8日シフト制(有給休暇初年度10日)
勤務地: 札幌市厚別区(新さっぽろ病院)または,
札幌市白石区北郷(北郷病院)
連絡先: 札幌市厚別区厚別南3-2-7
TEL 011-893-7171 FAX 011-891-8162
E-mail : ssdb@uranus.dti.ne.jp
担当者: 土佐

 

紹 介
書 評
復刻版「東京狂犬病流行誌」
佐藤 克(狂犬病臨床研究会・東京都獣医師会会員)
 狂犬病臨床研究会は狂犬病の予防意識の啓発や,発生時における早期診断のための情報提供などを主な目的として昨年12月に設立された.このたび本研究会は,顧問である東京都立駒込病院の高山直秀医師が中心となって,上木英人著「東京狂犬病流行誌」という本を復刻したのでお知らせするとともに購読されるよう推薦したい.
 狂犬病はわが国では昭和25年に施行された狂犬病予防法によって駆逐され,以降50年にわたり動物の狂犬病は発生なく現在にいたっている.
 流行当時,東京都は他の地域に比べてぬきんでて発生数が多く,当時は「東京に狂犬病なければ全国になし」といわれるほどだったと聞いている.狂犬病予防法が施行された当年は全国で867頭の狂犬病発生があり,東京都では256頭発生があった.施行により漸減し,全国では昭和31年,東京都では昭和30年以降発生していないが,その影にはわれわれの諸先輩方の獣医師や技術員,関係者等による文字通り命を賭しての努力があったのはいうまでもない.
 上木英人氏は東京高等獣医学校(現日本大学生物資源科学部獣医学科)を卒業され,本病流行時には東京都衛生研究所(現東京都健康安全研究センター)で狂犬病の検査・研究をされ,発生がなくなった後の昭和42年,東京都における狂犬病の詳細な記録を自費で出版された.それが「東京狂犬病流行誌」である.著者は本病が二度とわが国で流行しないことを祈り,執筆された.230ページに亘る本書では図表を多く使用して当時の発生状況をわかりやすく説明されており,狂犬病の症状や経過についてもかなり詳細に記述されている.記録によると狂犬病において流涎は必発所見ではないことがわかり,流行末期には麻痺型狂犬病の比率が多くなるなど興味深い記述が随所に見られる.
 今日の平和は先輩方の努力の賜物であることをともすれば忘れがちである.また,狂犬病は紀元前からこの地球上に存在し,いまだにほとんど変異することもなく,世界の多くの国や地域で流行している代表的人獣共通感染症であることを考えれば,本書が決して狂犬病の昭和史を紐解くだけの書物ではなく,明日わが国に発生するかもしれない狂犬病に対する早期診断及び対応策定のための有用な参考図書になるといえるだろう.
 ぜひ本書を購読されるよう推薦する.

著 者:上木英人
編 集:狂犬病臨床研究会
発 行:時空出版(株)
    〒112-0002 文京区小石川4-18-3
    TEL 03-3812-5313
    FAX 03-3812-5785
    E-mail : jiku@proof.ocn.ne.jp
定 価:2,400円(税別)

 

募 集

─ NPO法人道東動物・自然研究所/道東野生動物保護センター ─
’07年 夏の研修生の募集

 野生動物や自然に関心のある学生らに,野生動物保護や自然環境保全の実際を教育し,生命の尊さと自然の大切さを学んでもらうことを目的に次のセミナー参加者を募集する.
I 夏季研修15周年記念・野生動物&自然保護カレッジ
  対象・定員:獣医系1,2生,動物・環境系学生,一般.定員15名(超過の場合は選考).
期 間:7月31日(火)〜8月6日(月) 6泊7日
カレッジの内容:
[1]講義/野生動物・自然保護,道東の歴史・生活,野生動物の看護(捕獲・保定,応急処置・ケア,給餌・リハビリ,野生復帰),希少種保護ほか
[2]実習/鳥の生体:保定,経口補液,強制給餌,採血,血液検査ほか
鳥の遺体:鳥の体,接骨・包帯法などの処置,計測,解剖ほか
[3]作業/保護中の動物の世話(餌やり,糞出しほか),小屋の修理,草むしりほか
[4]視察研修/釧路市動物園,標津サーモン科学館,オオカミのネイチャースクール
[5]自然観察/釧路湿原,知床,野付半島,探鳥会(予定)ほか
   
II 夏季野生動物保護(臨床医学・看護)セミナー
  対象・定員:獣医系学生(3年以上),動物・環境系学生(高学年),獣医師,動物看護師,一般.定員28名(超過の場合は選考).
期 間:8月7日(火)〜9月4日(火)の4週間,火曜日と金曜日スタートの班(4人)に分け,7泊8日の1週間を1クールとする.
セミナーの内容:
[1]講義/野生動物・自然,道東の歴史・生活野生動物の医療・看護(捕獲・保定,診断,検査,治療,注射,外科処置・手術,給餌・リハビリ,野生復帰),希少種保護ほか
[2]実習/鳥の生体:保定,経口補液,強制給餌,採血,血液検査ほか
鳥の遺体:鳥の体,注射法,接骨・包帯法などの処置,計測,解剖等
[3]作業/保護中の動物の世話(餌やり,糞出し他),小屋の修理,草むしり等
[4]視察研修/標津サーモン科学館,オオカミのネイチャースクール
[5]自然観察/知床,野付半島,探鳥会(近くの公園)
申込み・締切り:住所(〒),氏名,年齢,性別,電話(FAX,E-mail),学校名(学部,学科)と学年,受講の動機,カレッジもしくはセミナー(希望時期)(重複申込可)を明記し,郵便かFAXで.最終締切6月6日.
その他:野生動物リハビリテーター協会の認定試験有(最終日,受験料千円).
問合せ:
NPO法人道東動物・自然研究所/道東野生動物保護センター
〒086-1151 北海道標津郡中標津町川西8-23
TEL・FAX 0153-72-1333
E-mail : animal@aurens.or.jp

 

日本獣医師会の頒布物品
品 名 頒布価格
 予防接種証明書(A様式)
地方会のみ販売
 予防接種証明書(B様式) 地方会のみ販売
 動物用医薬品指示書(4枚綴り) 地方会のみ販売
 出荷制限期間指示書 地方会のみ販売
 獣医師法第22条の届出書 40円
 獣医師国家試験願書・免許申請書類 600円
 日本獣医師会雑誌製本ファイル 2,000円
 狂犬病スライド「犬の病気:狂犬病のお話」
 (スライド36枚組・読み上げテープ付)
22,000円
〔注意〕
上記の頒布価格には消費税を含みます.ただし,送料については別途実費を徴収します.なお,製作費等の変動に伴い頒布価格は予告なしに改定する場合があります.
【ご注文】FAXまたはE-mailでお申し込みください.
FAX:03-3475-1604 E-mail:info@nichiju.lin.go.jp
社団法人 日本獣医師会

 

(社)日本動物保護管理協会 特別会員募集のお知らせ
 (社) 日本動物保護管理協会では,動物愛護思想と適正飼養の普及啓発に努めて参りましたが,さらなる事業活動の推進を図るため広く特別会員の募集を行い,関係行政機関と連携を図りつつ官民一体で相互に連携協力しながら事業の拡大を目指していきたいと考えております.
 つきましては,本会の趣旨にご賛同いただき,特別会員として是非とも本会活動にご支援いただきたくお願い申しあげます.
【会費(年額)】
特別会員A(団体)一口50,000円
特別会員B(団体)一口3,000円
(団体,個人とも一口以上何口での結構です)
【入会方法等に関するお問い合わせ先】
社会法人 日本動物保護管理協会事務局
〒107-0062
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館23階
TEL:03-3475-1695
FAX:03-3475-1697

 

日本獣医師会バッジ頒布のご案内
 日本獣医師会では,本会のシンボルとして,構成獣医師の皆様方に日本獣医師会バッジを販売しております.是非ともご購入ください.
バッジ写真 バッジ詳細

日本獣医師会(FAX:03-3475-1604 E-mail:soumu@nichiju.or.jp

 

 

 

 


 

【 訃報 】
◎構成獣医師

細川 薫氏(北海道札幌市清田区里塚1条3-2-40-1017)
  平成18年8月28日肝不全のため逝去,享年78歳.

杉村幸一氏(開業 北海道網走郡東藻琴村534)
  平成18年9月7日閉塞性黄疸のため逝去,享年74歳.

守屋和夫氏(北海道常呂郡訓子府町字元町)
  平成18年9月14日肺気腫のため逝去,享年85歳.

竹縄 馨氏(北海道札幌市西区西野7条3-4-20)
  平成18年9月29日心筋梗塞のため逝去,享年74歳.

岸本 進氏(栃木県さくら市草川44-19)
  平成19年1月18日逝去,享年77歳.

石橋 満氏(千葉県成田市芝1902)
  平成19年1月21日病気療養中逝去,享年81歳.

長藤寿治氏(大阪府高槻市日吉台6番町21-1)
  平成19年1月21日逝去,享年82歳.

田中奇一氏(三重県津市久居烏木町423-15)
  平成19年1月30日心不全のため逝去,享年94歳.

菊池信幸氏(宮崎県宮崎市大字島之内7505)
  平成19年1月3日肺炎のため逝去,享年88歳.

那須 彪氏(開業 宮崎県西都市大字妻1575-12)
  平成19年1月5日脳腫瘍のため逝去,享年66歳.

大牟田兼久氏(開業 宮崎県小林市大字南西方4960-イ)
  平成19年1月14日心不全のため逝去,享年79歳.

黒木真砂氏(宮崎県児湯郡新富町大字上富田8044-1)
  平成19年1月24日老衰のため逝去,享年96歳.

正岡幸榮氏(高知県高岡郡中土佐町大野見野老野226)
  平成19年1月25日脳梗塞のため逝去,享年84歳.

藤倉 忠氏(開業 長野県上水内郡小川村小根山608-6)
  平成19年1月28日病気のため逝去,享年74歳.

甲斐龍嘉氏(大分県竹田市久住町大字有氏2328)
  平成19年1月20日逝去,享年81歳.

余郷芳雅氏(会社勤務 埼玉県ふじみ野市鶴ヶ舞1-30-5)
  平成19年1月16日脳内出血のため逝去,享年53歳.

高井 裕氏(開業 兵庫県丹波市氷上町上成松261-28)
  平成19年2月7日病気のため逝去,享年78歳.

石黒政幸氏(団体役員 神奈川県横浜市金沢区柳町35-16)
  平成19年2月10日逝去,享年63歳.

葛城粛氏(奈良県宇陀市菟田野区下芳野587)
  平成19年1月28日病気のため逝去,享年76歳.

鈴木良二氏(開業 千葉県木更津市長須賀987)
  平成19年1月29日老衰のため逝去,享年90歳.

石川淑夫氏(兵庫県明石市大久保町八木)
  平成19年1月30日病気のため逝去,享年86歳.

宮野正夫氏(愛知県豊川市国府町流霞140-2)
  平成19年2月14日心不全のため逝去,享年84歳.

藤本 剛氏(地方公務員 兵庫県朝来市和田山町東谷111-3)
  平成18年12月22日病気のため逝去,享年51歳.

川口正冬氏(愛知県津島市橋詰町3-2)
  平成19年2月17日逝去,享年80歳.

阿字達夫氏(福島県福島市狩野6-8)
  平成19年2月20日膵臓癌のため逝去,享年78歳.

山中章一氏(福島県喜多方市字北町2922)
  平成19年1月24日肺気腫のため逝去,享年80歳.

川筋伊貞氏(自営業 富山県射水市大江566)
  平成19年2月20日病気のため逝去,享年82歳.

白石清則氏(日本獣医師会理事 島根県大田市川合町川合2989)
  平成19年2月19日逝去,享年74歳.


 平成19年1月18日から平成19年2月27日の間に所属地方獣医師会から報告のあった訃報を掲載しました.ご冥福をお祈り申しあげます.

 

【事 務 局 日 誌】
3月4〜5 日 岐阜県獣医師会獣医事研修会に山根会長,北村顧問,大森専務理事出席
3月6日 中央畜産会第3回理事会に山根会長出席
3月8日 北里大学学位授与式に山根会長出席
 3月9日 第3回「動物と獣医師の役割を考える」市民参加事業企画検討委員会
  第2回動物診療補助専門職検討委員会
  鶏病研究会理事会に大森専務理事出席
3月12日 農水省獣医師需給に関する検討会に中川副会長他出席
3月14日 三者協議会
  全国家畜保健衛生業績発表会に大森専務理事出席
3月15日 第5回学術・教育・研究委員会
  三役会議
3月20日 生乳の安全・安心の確保のための全国協議会に大森専務理事出席
3月23日 獣医師賠償責任保険中央審議会
3月26日 第4回理事会
  全国家畜畜産物衛生指導協会第2回理事会に山根会長出席
3月27日 全国獣医師会会長会議