学会だより


日本産業動物獣医学会・日本小動物獣医学会・日本獣医公衆衛生学会


-------------- 三 学 会 か ら の お 知 ら せ --------------


☆平成18年度日本獣医師会学会年次大会(さいたま)盛会に終わる
  平成18年度日本獣医師会学会年次大会(さいたま)は,平成19年2月23日(金)から25日(日)の3日間,埼玉県獣医師会の共催により,さいたま市・大宮ソニックシティにおいて開催され,参加登録者,公開シンポジウム参加の一般市民,協力会社関係者等多数の参加者を得て,成功裏に終了した.
 2月24日に開催された開会式では,山根義久日本獣医師会会長から主催者挨拶が行われ,続いて,町田勝弘農林水産省消費・安全局長(杉浦勝明畜水産安全管理課長代読),高橋直人厚生労働省医薬食品局長(道野英司食品安全部監視安全課輸入食品安全対策室長),冨岡 悟環境省自然環境局長(築島 明総務課動物愛護管理室長),佐々木伸雄日本獣医学会理事長から祝辞をいただいた.
 連日の学会の各プログラムは,連日好評を博したが,特に市民公開シンポジウムである「ヒトと動物の関わり〜動物介在活動(日本小動物獣医学会・日本獣医公衆衛生学会合同開催)」では,盲導犬や介在犬の等動物介在活動の現状等について関心を持った多くの市民が参加し,さらに「安全・食品の供給と家庭・学校・地域から広げる食育の推進〜埼玉から広げよう大きな輪〜(日本産業動物獣医学会・日本獣医公衆衛生学会合同開催)」では,服部幸應氏(内閣府食育推進会議,服部栄養専門学校校長)が基調講演を行うとともに,埼玉県副知事をはじめ,地元の畜産生産業,消費者団体,PTA,短大(栄養士),新聞社の有識者が講演を行い,地元市民を含む多数の参加者が食育という重要なテーマに真剣に耳を傾けた(本年次大会に併せて開催された市民参加シンポジウム「今,狂犬病対策を考えよう」は,次号にて紹介の予定).
 さらに,会期中には学会合同理事会,学会合同定期総会,各学会理事懇談会,学会長賞審査委員会・獣医学術奨励賞選考委員会も開催され,同賞の授与式では,各学会長から学会長賞が,また日本獣医師会長から獣医学術奨励賞がそれぞれ授与され,滞りなくすべての行事を終了した.
 なお,平成19年度の学会年次大会は,香川県獣医師会の共催により,平成20年2月9日(土)〜11日(月・祝)の3日間,サンポート高松において開催予定である.

【学会合同理事会の開催】
 学会年次大会会期中の2月24日,学会会則等に基づいて学会合同理事会が開催され,次のすべての議案事項が異議なく承認された.

第1号議案:平成17年度事業及び収支決算報告の件
第2号議案:平成18年度事業中間報告及び会員の入会の件
第3号議案:平成19年度会費及びその徴収方法(案)の件
第4号議案:平成19年度事業計画及び収支予算(案)の件
第5号議案:日本獣医師会学会役員の補欠選任の件
第6号議案:平成18年度日本獣医師会学会合同定期総会に付議する事項

【学会合同定期総会の開催】
 学会年次大会会期中の2月24日,学会会則等に基づいて学会合同定期総会が開催され,次のすべての議案事項が異議なく承認された.

第1号議案:平成17年度事業及び収支決算報告の件
第2号議案:平成18年度事業中間報告及び会員の入会の件
第3号議案:平成19年度会費及びその徴収方法(案)の件
第4号議案:平成19年度事業計画及び収支予算(案)の件
第5号議案:日本獣医師会学会役員の補欠選任の件

【学会長賞・獣医学術奨励賞選考委員会の開催】
 学会年次大会会期中の2月24日,平成18年度学会長賞審査委員会ならびに獣医学術奨励賞選考委員会が開催され,選考が行われた.また,受賞者には同日開催の「開会式及び賞の授与式」においてそれぞれ賞が授与された(受賞者等については本誌170頁に掲載).

☆日本獣医師会学会新役員の紹介
 平成19年2月24日に開催された平成18年度学会合同定期総会において,日本産業動物獣医学会鹿児島大学代表理事の許リ光博氏の後任として小島敏之氏が補欠選任された(任期:平成19年4月1日〜平成20年3月31日).