家畜衛生研修会(病性鑑定病理部門,2004)*†
における事例記録 ( IV ) |
Proceedings of the Slide-Seminar held by the Livestock Sanitation Study Group in 2004*† Part
IV |
(2005年11月25日受付・2006年1月18日受理)
37.肉用種の鶏における筋胃平滑筋の変性・壊死 |
〔山下信雄(佐賀県)〕 |
チャンキー種,55日齢,食鳥処理直後.78,000羽を飼養する肉用鶏農家から2003年5月23日に出荷された13,286羽のうち,食鳥検査で4羽の筋胃筋層に褪色が認められたため,これらの筋胃の病性鑑定を実施した.5月19日と20日の出荷分に筋胃潰瘍が数羽に認められた.また,飼養期間中に斃死率の増加は認められなかった.
剖検では,筋胃筋層の全層に斑状の褪色が4羽に共通して認められた. |
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※詳しくは日本獣医師会雑誌Vol.60 No.3をご覧下さい。
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* 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所
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谷村信彦
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