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行政・獣医事

日本獣医師会職域別部会の部会委員会の
構成及び委員の委嘱

1 は じ め に
 本会の事業運営機関として発足する職域別部会については,これまで本誌(第57巻第2号69頁,第5号268頁及び284頁,第7号405頁,第58巻第2号79頁,第4号215頁)において紹介してきたが,その運営は,日本獣医師会職域別部会運営規程(本誌第58巻第2号81頁参照)に基づき行うこととなる.
 今回,職域別部会を構成する部会委員会(常設委員会及び個別委員会)の構成,検討テーマ及び部会委員会に所属する委員等が決定したので報告する.
 職域別部会は,これまでの専門委員会等の委員会組織を職域別の6部会組織として再編整備した上で,事業運営機関としての位置づけで発足するものであるが,各地方獣医師会及び部会委員会委員候補者の推薦をいただいた全国獣医師会連合会,関係職域団体においては,この旨ご理解いただくとともに,委員各位においては職域別部会の円滑な運営に尽力のほどお願いする.
 
2 部会及び部会委員会の構成・検討テーマ等
 職域別部会は,職域ごとの6部会で組織され,各部会は部会委員会により構成される(部会委員会は,常設委員会と個別委員会とから成り,各職域別部会は一つの常設委員会と複数の個別委員会を設置することができる).6部会の構成,各部会を構成する部会委員会の設置内容,各部会の事務を担当する事務局体制は別添1,各部会委員会の役割及び当面の検討テーマは別添2のとおりである.
 
3 部会委員会委員の委嘱
(1) 6部会を構成するそれぞれの部会委員会に所属する委員は,運営規程において会長が部会長と協議の上,決定し,委嘱するとされている.
(2) 委員委嘱に当たっては,先ず,[1]職域理事候補者の推薦母体(地区連合会獣医師会(北海道獣医師会及び東京都獣医師会を含む9団体)及び職域理事推薦母体となる職域団体8団体)から候補者(構成獣医師)の推薦を願い,[2]当該推薦候補者及び学識経験を有する者の中から,各部会を構成するそれぞれの委員会ごとに定めた検討テーマを検討するにふさわしい者を候補者の役職,経歴等を総合的に勘案し,[3]適材適所の考えで各委員会ごとに検討の上,委嘱候補者を選考し,[4]会長から選考した委嘱候補者の各人に委嘱応諾の要請を行った上で応諾の得られた者を委員として委嘱した(各委員会の委員の構成は,別添3のとおり).
(3) 以上の手続を経て各委員会に所属する委員の委嘱が行われたが,具体的には,[1]7月末に,各職域理事推薦母体から提出された推薦候補者及び学識経験を有する者として追加するリストをベースに各部会を担当する部会長と協議した上で委員委嘱の候補者を選定し,会長をはじめ三役が協議の上,三役会議において決定し,[2]8月上旬委員委嘱候補者に対しそれぞれ委嘱の諾否を求め,[3]その経過及び結果を9月8日開催の第3会理事会に報告した.
  なお,各部会は,前述のとおり常設委員会と個別委員会からなる部会委員会により構成されるが,各委員会はそれぞれ運営規程に定められた役割を担うものであり,常設委員会と個別委員会の間において上下の関係はない.
 また,職域理事候補者の推薦母体から推薦を願い,推薦いただいた候補者については,全員にそれぞれ関係する部会のいずれかの委員会に委員委嘱を要請したが,1人を除きすべての委嘱候補者から委員委嘱の応諾の回答を得た.

 

【別添1】職域別部会(部会制)の構成

【別添1】職域別部会(部会制)の構成


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