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動物診療施設における個人情報保護法対応の考え方
古賀俊伸†(日本獣医師会事務局次長)
個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)が,本年4月から全面施行された.動物診療施設においても受診動物の飼い主に関する個人情報を取り扱っているため,個人情報保護法の規定を理解し,必要な対応がなされなければならない. 本稿では,個人情報保護法の概要,動物診療施設における対応において考慮すべき事項等について説明する. |
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1 個人情報保護法の規制の概要
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2 動物診療施設において当面実施すべき措置 各動物診療施設においては,個人情報保護法の規定に基づき,個人情報を適正に取り扱わなければならないが,一方,そのための具体的な方策については,それぞれの動物診療施設の実情を踏まえて検討,実施することとなる. 参考までに,検討に当たって配慮すべき事項を述べる.各動物診療施設においては,その実情に即した対応を検討願いたい.
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3 獣医師関連分野での対応状況 個人情報保護法の施行にあたっては,関係各省庁においてガイドライン等が策定されており,また,それぞれの職域団体においてもその職域に属する者の参考となるよう具体的な指針等を策定している. 以下に,動物診療施設における個人情報保護に関する対応について検討するうえで参考になると思われる関係省庁及び団体の措置ならびにそれぞれのホームページのURLを掲載するので,参照願いたい.
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† 連絡責任者: | 古賀俊伸(日本獣医師会) 〒107-0062 港区南青山1-1-1 TEL 03-3475-1601 FAX 03-3475-1604 |