学会だより


日本産業動物獣医学会・日本小動物獣医学会・日本獣医公衆衛生学会


------------------三学会からのお知らせ------------------


☆第2回三学会会長・副会長会の開催
 
 第2回標記会議が平成14年6月12日(水)15時から,日獣会議室において開催され,次の事項について協議された.
1. 平成14年度学会年次大会(沖縄)のシンポジウム等特別企画の検討
 5月24日(金)に開催した企画運営委員会の意見を踏まえて,学会年次大会(沖縄)の三学会それぞれのシンポジウム等特別企画について検討し,それぞれのテーマおよび講演者等の最終確認を行った.
 なお,学会年次大会会期中の2月9日(日)には,文部科学省科研費公開シンポジウム「最新テクノロジーを駆使した高品質で安全な牛乳と牛肉の確保」に続いて,一般公開「野生動物保護に関するシンポジウム」を沖縄県獣医師会とともに開催することとされた.
 さらに,会期前日の2月6日(木)には,沖縄サミット会場となった「万国津梁館」において,日独獣医師協会によるサテライトシンポジウム「日独獣医学シンポジウム」が開催されることを確認した.
2. 学会年次大会(沖縄)の一般講演等の募集
(1)  企画運営委員会の意見を踏まえて,学会年次大会(沖縄)の一般講演等は従来どおり募集することとして,次のことが確認された.
一般講演:未発表演題を募集(申込締切9月末日)
研究報告:既発表演題を募集(申込締切9月末日)
ビデオセッション:小動物診療技術ビデオ発表を募集(申込締切10月末日)
地区学会長受賞演題(申込締切10月末日)
(2)  発表にはスライド2面を用意する.最近ではパソコンの利用が多くなってきているが,パソコン使用は本人持込とする.
 なお,申込み用紙等は日獣会誌(本号巻末綴込)を参照されたい.
3. 学会年次大会(沖縄)では,より多くの獣医学生が参加されるよう,学生の会員,非会員を問わず登録料金を4,000円(従来は5,000円)とした.
4. 三学会機関誌の発行に係わる編集委員会の構成については,それぞれ学会長から提案され委員候補を日獣会誌編集発行人に報告して承認された.なお,初回の編集委員会は8月1日に開催することとされた(編集委員会委員は次号で紹介する).
5. その他,日本農学会への登録ならびに馬部会関係については,次回も継続して検討していくことが確認された.

 ☆平成14年度地区三学会の開催と地区学会長の紹介
 昨年度の学会会則等関係規程の一部改正により,今年度から地区学会長は「研究歴を有する学識経験者」が原則任期2年で就任したので,ここに紹介する.

 

平成14年度三学会地区学会長名簿(平成14年5月末日)
【産業動物】
 北海道地区 佐藤 基価 (帯広畜産大学畜産学部) 任期1年
 東北地区 川村 清市 (北里大学獣医畜産学部) 任期2年
 関東地区 加茂前秀夫 (東京農工大学農学部) 任期2年
 中部地区 多田 憲市 (丘陵地営農対策会議) 任期1年
 近畿地区 澤田  勉 (大阪府立大学大学院) 継 続
 中国地区 中間 實徳 (前山口大学農学部) 任期1年
 四国地区 中川 迪夫 (徳島県獣会食鳥検査センター) 任期1年
 九州地区 牧村  進 (宮崎大学農学部) 任期2年
 
【小動物】
 北海道地区 宮原 和郎 (帯広畜産大学畜産学部) 任期1年
 東北地区 高瀬 勝晤 (北里大学獣医畜産学部) 任期2年
 関東地区 田中 茂男 (日本大学生物資源科学部) 任期2年
 東京地区 多川 政弘 (日獣大獣医畜産学部) 任期2年
 中部地区 渡辺 泰夫 (渡辺獣医科病院(名古屋市)) 任期2年
 近畿地区 大橋 文人 (大阪府立大学大学院) 継 続
 中国地区 網本 昭輝 (アミカ・ペットクリニック(山口県)) 任期1年
 四国地区 加茂 重良 (徳島県獣会食鳥検査センター) 任期1年
 九州地区 坂本  紘 (鹿児島大学農学部) 任期2年
 
【公衆衛生】
 北海道地区 木村 好栄 (旭川市食肉衛生検査所) 任期1年
 東北地区 品川 邦汎 (岩手大学農学部) 任期2年
 関東地区 熊谷  進 (東京大学大学院) 任期2年
 中部地区 飯田 英侃 (東京大学大学院) 任期2年
 近畿地区 植村  興 (大阪府立大学大学院) 継 続
 中国地区 山縣  宏 (前山口県衛生研究所) 任期1年
 四国地区 松家  修 (徳島県獣会食鳥検査センター) 任期1年
 九州地区 岡本 嘉六 (鹿児島大学農学部) 任期2年

 

 

------------------関 連 学 会 の 開 催 等------------------

☆第10回動物エンドトキシン・病態談話会
日 時: 平成14年9月21日(土) 13:30〜16:30
場 所:
岐阜大学(第134回獣医学会会場)
特別講演: 1.組替え動物サイトカインの現状と展望,
2.サイトカイン投与による家畜,家禽の免疫応答能調節(その他,一般演題募集中)
参加方法: 参加費無料
問合せ: TEL:0298-38-7818(動衛研・毒性病理)

☆東京大学VMCセミナー
 VMCセミナーを開催.奮ってご参加ください.
日 時:
第4回 7月27日 (土) 15:00〜17:00
第5回 9月28日 (土) 15:00〜17:00
第6回 11月16日 (土) 15:00〜17:00
場 所:
東京大学VMC・4階ゼミナール室
テーマ: (1) 小動物のアレルギー性疾患の実際
(2) 高脂血症の考え方,他
参加方法: 参加費無料(終了後2,000円程度で懇親会)
問合せ: 東大臨床病理 TEL:03-3841-5408

☆第134回日本獣医学会学術集会(平成14年秋)
日 時: 平成14年9月19日(木)〜21日(土)
場 所:
岐阜大学,岐阜市民会館
内 容:
19日(木)― プレナリーセッション,ワークショップ,一般講演(ポスターセッション)
20日(金)― 教育講演,シンポジウム,公開特別講演,一般講演(ポスターセッション)
21日(土)― 公開シンポジウム,ワークショップ,一般講演(ポスターセッション)
演題,参加申込,
連絡先:
岐阜大学農学部獣医学科内
TEL・FAX 058-230-9730
E-mail : vms134@cc.gifu-u.ac.jp

☆第8回世界獣医歯科大会
日 時: 平成15年7月11日〜13日―3日間
場 所:
京都,宝ケ池プリンスホテル
内 容:  世界獣医歯科大会は,アメリカ獣医歯科学会,ヨーロッパ獣医歯科学会(イギリス,フランス,ドイツ,オーストリア,イタリア,スペイン各歯科研究会),オーストラリア歯科学会の各会員(世界約40カ国)が中心となって2年に1回開催.
 講演の内容は,口腔発生・解剖・生理学,口腔微生物学,歯周病学,保存修復学,歯内治療学,口腔外科学,歯科矯正学など口腔全般,対象動物は小型食肉動物(犬や猫),大型産業動物,動物園動物(大型肉食動物,霊長類,海生動物など),小型げっ歯類やウサギ等.小動物の臨床家ばかりでなく,大型動物や動物園動物の医療にかかわる臨床家の他,学術的にも興味深い内容が盛り込まれている.
 プログラムは教育講演,一般講演,テクニシャンセミナーを予定.世界大会のため公用語は英語,一般講演発表,ポスター発表以外はすべて通訳付.
参加申込: 事前登録3月末日 FAX 03-5970-3997
問合せ: 研究会事務局 FAX 0836-22-3341
 

※学会事務局からのお知らせ…
 学会だよりのページでは,地方獣医師会,日本学術会議登録学術研究団体,獣医系大学ならびに獣医関係研究会等が主催する学会,研修会,シンポジウム等の開催を『関連集会などのご案内』として掲載,広報しています.
 このページに開催案内の掲載を希望される場合には,『日時,場所,主催,内容(主テーマを簡記),参加方法,連絡先』を簡記した原稿を日本獣医師会内・学会事務局までお寄せください.

【学会事務局(担当;郷野)】
TEL 03-3475-1601 FAX 03-3475-1604
E-mail : nichiju@group.lin.gr.jp