「専門医養成教育への参加希望」については,調査対象6,963件の内で,回答のあった獣医師3,181件の意向をみると,「参加する」が1,422件(45%),「どちらとも言えない」が988件(31%),「参加しない」が699件(22%)であった(図18).この結果から,専門医養成教育には参加希望の意向を示してはいるものの,「どちらとも言えない」と「参加しない」との意向が過半数を占め.一般の診療獣医師には専門医の資格を取得することについての意向はそれほど高くはないものと推察される.
「専門医の認定方法」については,調査対象6,963件の内で,回答のあった獣医師3,181件の意向は,「内科,外科,放射線科等の専門学問分野別の認定」とする意見が1,364件(43%),「動物分野毎の一般臨床医(たとえば小動物臨床認定獣医師)」とする意見が1,032件(32%)であった(図19).
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